夏休みに使いたい!子どもの目がキラキラする魔法の言葉

子育て

家でお子さんと一緒に過ごす時間が長くなる夏休み。

夏休みが始まって1週間、
毎日暑くても子ども達は力が有り余ってる様子ですね。

母としてはやることが次から次へと山積みなのに
なんだか子どもが家にいるとイライラしたり、
やるべきことに集中できなかったりしませんか?

夏休みは自分の時間も作れなくて
子どもに振り回されて大変!もうヤダ!
ネガティブに思っている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私は子どもとどっぷり過ごす夏休みに対して
ものすごくプラスのイメージを持っていて
夏休みはじめの1週間を子どもとどっぷり過ごさなかったら
子どもとの良いコミュニケーションを絶対に発見できなかったと思えるほど
子どもとどっぷり過ごす夏休みに魅力を感じています。

このことを知って頂くと
もしかしたら子どもと過ごす夏休みのことを
ネガティブに感じていらっしゃる方も
楽しく刺激的な夏になるかもしれません。

夏休みに使いたい!子どもの目がキラキラする魔法の言葉

最後までお付き合い頂ければ幸いです。

家での仕事。夏休みは子どもに振り回される恐怖

いよいよ始まってしまう夏休み。
富山県のこの地域はどうやら学童保育がないらしい。通称1年生の壁。
他の家庭では、どうやら高額な私立の学童保育へ預けているらしい。

となると、一応は家で仕事しているわけだし
高額の学童なんてちょっと考えられないし
だいたい学童がないなんて考えてもなかったから申し込みも出遅れているし。

だとしたら、私は1年生の長女にひと夏、つきっきり?

引越して3か月、家族を送り出した後は自分の好きなように時間を使って家で仕事をしていたけれど、いよいよそんなことを言ってられない。

毎日が日曜日状態の夏が始まるのかもしれない。

わたし
すごいやだ―!学童がないって、みんなどうやって過ごしてるのー?

仕事の時間を何とか確保したが、子どもたちのケンカが増える

夏休みがはじまり、長女は学校のプールに、次女は変わらず保育園という生活に様変わり。

長女は小学1年生。よく話を理解できるしっかり者。
感情が爆発しやすく、ブチ切れる時の顔は恐ろしいものです。

次女は4歳の認定こども園に通う保育園児。ワガママ、マイペースなお姫様タイプ。
自分が一番かわいくて大切にされてないと怒って泣いて手が付けられないっていうね。

長女は楽しそうに学校のプールや宿題を自らしていて、どんどん日焼けしながら夏休みを満喫しています。

しかし、事態が大きく変わったのは次女。

次女
どうしてお友達は子ども園に来ないのに、わたしは行かないといけないの?

認定こども園とは、幼稚園と保育園の子どもが一緒に過ごしている為
幼稚園のお友達は夏休みでお休み。
しかし、保育園のお友達は通常通り、通い続けるんですね。

次女の場合、特に仲良かったお友達が夏休みに入ってすぐ引越し、
もう一人のお友達も幼稚園の子なので、

楽しくて大好きだった子ども園が急に楽しくなくなっちゃったようなんです。

そして毎朝、行く前に怒って泣きわめくようになります。

次女
子ども園、行きたくない~!(泣)
わたし
あー・・・どうしよう。仕事早く終わらせて、早めにお迎えいくからね!

しかし、早めに迎えに行ったところで次女の機嫌が良いわけでもなく
もともとワガママなのにさらにワガママになっていきます。

そして長女と遊んでいても、手が出る、足が出る、バカと言ったり、キモイと言ったり。
怒ったり、泣いたり。
次女が一生懸命、荒れています。

気づくと長女がケンカをかっていて、返り討ちにあう次女が更にギャンギャン泣いている。

わたし
もう!ちょっと、ケンカしないでよー(泣)

母イライラ、子どもイライラ。夏休みなんて最悪

姉妹でのケンカが始まると、次女は驚くほど泣きやみません。

次女
ママ~長女が~・・・(抱きつき)
わたし
はいはい、今ちょっと手が離せない・・・(パソコンから目を離す)うん?どうした?

それから
なだめて、話を聞いて、抱きしめて、
10分・・・20分・・・30分・・・

ちょっと放っておいても泣き続けて
40分・・・50分・・・

わたし
あ~の~さ~!もういい加減、なんで泣いてるか忘れてるでしょ!うるさ~い!!(怒)
わたし
長女、あんたがケンカに乗るからこうなるんでしょ!泣きやませるの手伝ってよ!!(怒)
わたし
あ~うるさい!ムカつきすぎて、仕事が手につかない!!(怒)

子どもに使ったら目の色が変わった魔法の言葉

そんな日が続いていた数日後、
最大の危機が起きます。

その日もいつもと同じように次女が寂しさをぶつけるようにわがまま放題、私にいちゃもんをつけては暴れて、泣いています。

そして、私をひどくぶつのです。

わたし
・・・私、なんでぶたれてるんだ?そんなに私がいけないことしたの?
すると、私の癖でもある、幽体離脱にもとれる現実逃避が始まります。

わたし
あーめんどくさ。早く終われー

次女が泣きやむまで心ここにあらずでボーっとしていると、
長女が必死に次女をなだめているのです。

長女
次女?大丈夫だよ~自分を強く持って!
長女
みんな次女のこと大好きだから、泣いたり怒ったりしなくていいんだよ。
長女
ママのこと叩かないんだよ。ママ、痛いとかわいそうだからね

長女がもうわけわからず泣いている次女の背中をさすりながら、声をかけているこの光景に
私自身がハッとして

わたし
長女!あなた、なんて優しいの?マジで天才なの?あなたって素晴らしい!私の子どもでいてくれてありがとう!!(感動)

すると、長女はニコー♡っと笑顔になり

次いで次女も

次女
私も天才なの!天才って言って!!
わたし
次女ちゃん。あなたは4歳で大切な人と離れることを悲しむことができるなんて、天才よ。こんな天才なあなたがママの子どもで、ママは最高に幸せ!

すると、奇跡が起きます。

それまで暴れまくっていた次女が、ぴたりと暴れるのをやめたんです。

まだ寂しさが続くのか、今も保育園に行くのは嫌な様子。
休んだり、行ける時は早く迎えに行ったりもしています。

しかし、それについて私はとやかく言いません。

わたし
行きたくなければ、行かなくていいけど、私にはやることがあるから、あなたと一緒に遊ぶことはできないの。
お友達とプールに入りたくなったら、子ども園に行きなね

子どもは天才って言われたいものなんだな!
とわかった私は

それからこの魔法の言葉をこうやって使います。

わたし
天才のみなさーん!集合ですよー!
家にいるってことは、家の仕事をやらないといけないので、家事を分担しましょう!
長女・次女
はーい!

こうして、今日も子ども園に行くことを拒否している次女と
プールから帰ってきた長女の2人の天才は

洗濯機を回して
洗濯物を干して
洗濯物をたたみ
掃除機をかけて
窓を拭いて
植物に水をやり
玄関を掃除して
トイレとお風呂を掃除して

日々、失敗を繰り返しながら
家事のエキスパートになっています。

わたし
天才を産んじゃった!ラッキー♡

母の思考が伝わる6歳~12歳の脳

以前、認知科学の先生からこういう話を聞いたことがあります。

女神先生
認知科学では脳の発達状況により
0歳~6歳で母親から愛情をたくさん受け取ることで自己肯定感が高まり、
6歳~12歳で母親の信念や価値観をそのまま受け継ぐと言われています。

言葉ではなく、信念なんですね。

という事は
どんな声をかけるかではなく、どんな想いでお母さんが生きているかを見せていくことが大切だったりします。

お母さんがどんな思考を持っていて、どんな心の状態で子育てしているかが
お子さんの人生を大きく変えることになるかもしれませんね

これを聞いて、今わたしはこう思います。

わたし
私の家にいる天才たちは、何でもできる。だから何にでもなれる。
正しい・間違っているの正解探しより、自分の気持ちを言葉で表現できる人になって欲しい。
だからまずは私がそう生きようっと!

本気で【うちの子、マジ天才!】ってお母さんが思えたら
天才になっちゃうって科学的に証明されてるって言われたら
そりゃやりますよねー!

やらなきゃ損♡損♡

子どもを天才に変える、お母さんの思考とテンション

子ども達に「天才~♡」っていう事により、姉妹のケンカがなくなるどころか
仲良く遊んでくれているので

なんとも仕事がはかどっています♡

でも、たまには天才って言えないテンションの時もありますよね。

なんかうまくいかない。
やっぱイライラする。

そんな時にはこうします。

わたし
あ!私、今イライラしてるー!ウケる―!

(はぁ・・・なつこさん頭大丈夫ですか?って聞こえそうですけど・・・)

実はこの、
【自分をウケちゃう】事ができると、人生なにかと上手くいっちゃったりするんですよ♡

これぞ!ポジティブバカの真骨頂!

名前
<ポジティブバカになれば、すべてうまくいく!>
関連ブログはこちら

イライラしている時って
自分の感情が邪魔して
冷静に自分のことを考えられない状態だったりします。

いわゆる抽象度が低いため、
自分のこと以外考えられないのです。

いつも怒っている人や泣いている人って
自分の世界に浸っちゃってなかなか人の意見を聞けなかったりしませんか?

冷静な判断ができない状態から
一発で冷静になれる方法が

わたし
ヤバーい!私、怒っちゃってるー!ウケる―!

バーンとズームアウト!

自分を俯瞰して見るという作業をする事だったりします。

私がいつもやっている
テンションを真ん中よりちょっと高めにキープするためにコツかもしれません。

まとめ

夏休みに使いたい!子どもの目がキラキラする魔法の言葉
いかがでしたでしょうか?

子どもたちむけてぜひ“天才~♡“という言葉、
使ってみてくださいね。

言い続けた長女は現在は

長女
天才〇〇少女って呼んで!「

と言うので、〇〇に当たるところを
チャレンジしていることに変えて

わたし
天才クライミング少女!
わたし
天才洗濯たたみ少女!

と声をかけたりしています。

夏休みが始まって1週間。

何故か夏休みに入ってからの方が私のブログの更新が順調に進んでいるのは
子どもたちの明るいエネルギーを受けているからかもしれません。

子どもたちと一緒に生きているからこそ
わたしには日々多くの学びがあり、

自分の得意を活かし
自分の不得意をフォローし合える

そんな考え方を社会や組織であったり、最小単位のチームの家族で
たくさん練習している娘たちの
未来が楽しみであったりします。

私もまだまだ実験中ですし、夏休みも灘始まったばかりですが
私でも“この夏は楽しくなりそうだ”と思えているので

あなたにも参考になるかもしれません。